バーゼルワールド2019にて発表された新作ブラックベイ P01。
1960年代にアメリカ海軍用の時計として開発されたプロトタイプを元にデザインされました。アメリカ海軍の更なる要望に対して、「コマンドー」というコードネームで進行されたプロジェクトがありましたが、残念ながら当時は定番化されませんでした。そのプロトタイプを当時のチューダーの実験的精神に敬意を表して現代に復刻したのが、この【ブラックベイ P01】です。P01は『最初のプロトタイプ』という意味です。過酷な環境にも対応した耐久性を持ったプロトタイプが約50年ぶりに復刻されています。
双方向回転ベゼルと接合部のカバーを固定するヒンジ付きのエンドリンクは当時特許も取得した画期的な技術です。4時位置のリューズなどオリジナルモデルからのデザインとなりますが、オリジナルモデルではメルセデス針のところを、こちらではブラックベイシリーズにならい、スノーフレーク(イカサブ)の針を採用しています。
ムーブメントはCOSC認定された自社製キャリバーMT5612。パワーリザーブは約70時間。200M防水。